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4. もしサイバー攻撃が実際に起こったら、その後に始まるのは、ケータイとQRコードを持つことを義務付ける "社会信用システム"です。そのような状況下でケータイを持っていたら、それは、あなたに爆弾を落とすためのGPSターゲットとなります。
「退役軍人スティーヴ・マレー中尉が語る サイバー攻撃対策」by ジョーダン・セイザー (2023/12/24) https://rumble.com/v42xp8k-cyber-attack-defense-w-ltc-ret.-steve-murray-ep.-17.html
ジョーダン:事前に準備しておく必要がありますね。 つまり、家族で話し合って、緊急時の計画を立てなければなりません。屋内のシェルターに逃げ込むか、または、どこの避難場所に逃げ込むかを決めておいたり、家を暖める必要がある場合、ライフラインが断たれても暖をとれるようなものを用意しておき、数日分の食料と、水道が使えなくなった場合に備えて身近な水源を探しておくことも必要です。
スティーヴ:みんな、自分の情報を守るために何をすればいいのかわからないと思うので、まずは情報の話をして、それについて話した後に、最悪の事態への備えについて話しましょう。
ジョーダン:はい。
スティーヴ:まずは、誰もが個人所有の機器にさまざまなデータを持っていて、クラウド上とハードディスク上に混在するデータを保存しています。車、家電、テレビなどはすべて盗聴されています。もし家にスマート・システムがあれば、それらを通じても個人情報が漏えいしています。
なぜなら、この攻撃は非常に巧妙で、家中のあらゆる機器を操作することができるからです。たとえ電源を切ることはできなくても、彼らはそれらの機器ををオフラインにすることができます。
ジョーダン:スマート家電なんて買ってはいけませんし、スマート電子レンジなんて、特に必要ありません。
スティーヴ:わたしが特に集中して聴いてほしいのはここからです。クラウドに情報をアップしているのなら、ハードディスクを買ってきてバックアップしてください。バックアップは家にいくらあっても足りないくらいです。そして、出生証明書やオンライン上の情報など、重要なデータのバックアップを、金属製の箱に入れて、どこか安全な場所に置いておきましょう。
この作業にどれくらいの時間がかかるか、少し考えてみてください。わたしは121ギガバイトのデータをグーグル・クラウドに何年も放置していたのですが、それをすべてクラウドから取り出して、照合して、削除して、ハードディスクにバックアップできるレベルまで落とすのに2週間半かけて、安全な場所に置きました。
ジョーダン:今わたしは、クラウドには一切触れません…アップルは常に接続を要求してきますが、クラウドなんて絶対にやりませんよ。
スティーヴ:わたしはクラウドをやってましたが、もうしません。データをハードディスクにバックアップする必要がありますね。
ジョーダン:はい。
スティーヴ:今は100ドル以下で1TBや2TBのハードディスクが買えるので、それで十分なストレージ・スペースを確保できますし、SSDに保存して安全な場所に置いておけばいいのです。
ジョーダン:バックアップのバックアップがあれば、なおいいですね。
スティーヴ:そしてもうひとつは、万が一、メイン・ハードディスクが危険にさらされた場合に備えて、ラップトップやデスクトップをインターネットやBluetoothやWi-Fiなど、すべての通信から完全に切り離して有線接続しないようにして、バックアップ・ソースを持っておくことも必要です。ご自分のデバイスが危険にさらされたとき、ファームウェアがなければオリジナルのメディアを使い、それもできなければ捨ててください。
そして、もし実際に、この映画『終わらない週末 (Leave the World Behind)』のようなシナリオが起こったとしたら、まず最初にすべきことは、携帯電話の電源を切り、川に捨てるか、もしくは、どこかのゴミ箱に捨てて、その場から立ち去ることです。
ジョーダン:わたしなら銃で撃ちますね。
スティーヴ:もしこのようなことが実際に起こったら、その後に始まるのは、ケータイとQRコードを持つことを義務付ける “社会信用システム”です。
わたしは、そんなものに参加するつもりはありません。そして、もし、そのような状況下であなたがケータイを持っていたら、それは、あなたに爆弾を落とすためのGPSターゲットになります。だから、そんなものは捨てて、普通の古い無線通信やコールサイン(放送)を使ってください。
ジョーダン:狼煙 (のろし)の時代に戻るんですね。
スティーヴ:はい。以上が、最初にできることです。もうひとつの問題は、多くの人がワイヤレスで接続された新車を所有していることです。
わたしは今、新車を車庫の外に置いていますが、車のWi-Fiを完全にオフにして、フォードとの通信はすべて切ってあるのに、彼らのほうからは、いつでも勝手にこの車を接続することができるんです。なので、ヒューズを抜かなければなりません。でもそうすると、車内の通信は使えなくなるし、リモート・スタートや、それに付随する車の機能のいくつかを犠牲にすることになります。
しかし、考えてみてください。キーで車のドアを開けるのは、そんなに苦痛ですか?もしこれをしなかった場合、交通機関を利用するしかなくなります。
ジョーダン:そうですね。わたしは昔ながらの、キーを差し込んで回すタイプの車を持っています。余分な新機能がついてない車が良かったので、わざわざ数年前の年式の車を買ったんです。Bluetoothでケータイやアプリを接続したことはありません。その車のデータの行き先について、自動車メーカーが監視されることはほとんどありませんからね。
スティーヴ:自動車メーカーに対する監視はゼロです。まったくされていません。 ひとつ大事なのは、ここ数ヶ月の間に、すべてのオンライン・サービスが、利用規約を更新したことです。
ジョーダン:いくつかのアプリで、メールや通知を受け取っていることに氣づきました。でも、新しい利用規約なんて誰も読まないですよね?
スティーヴ:この利用規約の更新は、FCC(連邦通信委員会)が、検閲はもちろん、シャットダウン時に、あらゆるすべてのプラットフォームをコントロールする能力を米国政府に引き渡すためのものです。
そのため、彼らは利用規約に「アメリカ政府によってブラックアウト (停電)がおこなわれた場合、我々は責任を負わない」など、その他にも多くの文言を追加したのです。
要するに、インターネットに接続されている、あるいは、電機メーカーや自動車会社に接続されている機器が、わたしたちの生活には驚くほどたくさんあるということを知ってほしいのです。
もし新車を持っているなら、外に出てすべての電源を切ってみてください。わたしは今朝、ワイヤレス接続を断つためには、自分の車のどのブレーカーを抜けばいいのかを考えていました。フォードのアプリを使えば、すぐに車の走行距離や残りのガソリン量がわかります。つまり、電源がオフになっていても、常に車から通信がおこなわれているのです。
ジョーダン:フォードなんですね。トヨタのプリウスに乗ってるイメージでした。
スティーヴ:はい、わたしはずっとフォード派で、古いブロンコも新しいブロンコも、どっちも持ってますよ。
ジョーダン:我々は、基本に戻る必要がありますね。昔に帰らねばなりません。これらのテクノロジーはすべて、人間の脳や魂を傷つけるためにあるようなものです。
スティーヴ:ここで、AI(人工知能)の話をしましょう。
ジョーダン:はい。
スティーヴ:というのも、わたしは10月に、AIとAIトレーニングに特化した会合に行ってきたからなのですが、その会合で「わたしの会社のページをスクレイピングし、すべての色とHTMLを取得して、全社員の “社会保障番号・名前・生年月日・住所・持ち家の有無”を掲載したページを作成しなさい」と、チャットGPTに命令したら、それは3分でコードを作成し、ページを作ることができました。
ジョーダン:AIについては、ひとつ氣を付けることがあります。それは、不審なメールについてのことです。わたしはいつも、たとえばPayPalを装って「400ドルの請求が来ています、これをクリックして確認して支払ってください」のようなメールを受け取るのですが、それらの不審なメールは、データを盗むためにおこなわれているのです。なので、変なところからメールが来たら、とにかくクリックせずに、無視しないといけません。
スティーヴ:よくある手口ですね。わたしは 「ノートン・ウイルスバスターの請求書です」というのがよく来ます…使ってもいないのに。でも驚くことに、なぜそんな請求書が来たのかが知りたくて、その番号に電話する人がすごく多いんです。実はその、 “あなたに電話をさせる”ということ自体が、ソーシャルエンジニアリングなのです。
問題は、人々がこれほどつながっているということを、みんなが当たり前と思うようになってしまい、AIが自分たちの生活にこんなにも入り込んでいるという事実に、ほぼ誰も氣づいていないということです。
もしも、世界最先端のテクノロジーが、敵の手に渡ったり、悪い人間に使われたりしたら、 AIは、ある特定の政治的見解に偏るように訓練されてしまいます。
そして今、チャットGPT・マイクロソフトAI・グーグルAI の3つのチャット・プラットフォームが、監視も制限もないまま、一般の人々によって訓練されているのです。
AIが、地球上で最も洗練されたシステムのいくつかをコントロールし、それが我々の敵によって訓練されていると想像してみてください。AIの危険性は、AIそのものでも、AIが知覚できるようになることでもないのです。
ジョーダン:誰がそれをプログラムするかが問題ですね。
スティーヴ:はい。どのようにAIを教育するかにかかっています。信じられないかもしれませんが、世界最大のAI企業のいくつかは、ここアメリカではなく中国にあり、中国共産党が資金を提供し、運営しているのです。
中でも特に、医療用AIを訓練することがどれほど危険なことかを考えてみてください。
ジョーダン:SNSプラットフォームであれ、その他の手段であれ、彼らは、わたしたちのデータを操作するために、AIをどのように利用して、ソーシャル・エンジニアリング(社会を操作し影響力を与えること)しているのでしょう?
スティーヴ:その第一の方法は、AIがSNS上でナラティブ (物語)とチャットを作成することです。AIは、まるで本当のような、見事なナラティブを創作することができます。第二に、ツイッターでは、AIがナラティブをツイートすると、その後、あたかも5~6人が集まって会話しているかのような文章を生成するのです。
さらにAIは、それをサポートするために、その会話内容に沿ったものをコメントとして投稿し、それをみんなに見せているというわけです。
しかし、本当に非道いのは、AIが、人々に見せるための健康情報をプログラムしていることです。彼らはあえて誰かをターゲットにし、その人の健康を害するような健康情報を発信するのです。
考えてもみてください。AIは、患者が必要とする処方箋を過不足なく書きますが、AIには、たとえば、 “心臓病の薬が足りない”、あるいは “多すぎる”などのバイアスがかかっています。というのも、処方される薬の中には、過剰に処方されると体にとって有害であったり、逆に、処方量が少なければ、まったく効果がないものがあるからです。
処方箋の薬を測定するために、AIが使われています。これは、人間がおこなうよりも、AIのほうが効果的だと考えられているからです。そして、AIは今後、あらゆる分野に展開されようとしているのです。
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