(最終回) 12. 目に見えぬ敵〜“国vs国”という形ではない戦争〜
「イスラエルは最後のとっておきだ」という言葉について疑問に思っている方へ by @KAGdrogo (https://x.com/KAGdrogo/status/2045232342663606660?s=20)
ドロップ140には、重要な疑問がまだ残されています。 “中国やロシアやその他の国々”の“その他の国々”とはどこでしょう?
私たちはすでに、サウジアラビアと北朝鮮が同盟に加わっていることを知っています。しかし、中国とロシアはイランと強固な軍事・経済同盟を結んでおり、表面的には矛盾が生じています。ここ数年、両国ともイスラエルとの戦争の中でイランに最先端の砲兵と技術を大量に供与し、イラン自身もイスラエルに対する世界的な同盟を呼びかけていました。
Qが与えてくれた枠組みの中で、これらの動きをどう理解すればいいのでしょう?アメリカが核の脅威とイラン強硬派を強力に叩き潰している間に、ネタニヤフ首相はかつての支配者の制御を離れた重武装のイランを攻撃するよう、彼自身の傲慢さを利用して誘導されたのでしょうか?また、ロシアと中国がイランの通常戦力を削ぐのに十分な武器と情報を提供しつつ、アメリカはイランの残存核脅威を解体しているのでしょうか?
世間は依然として “アメリカ・イスラエル対イラン”と認識しています。しかしQによれば、実際の裏側では同盟国同士の調整が働いています。この紛争は複数の戦線で展開されており、公には明確な陣営が存在しないように見せかけ、妥協した敵対勢力を互いに消耗させ合い、核エスカレーションの暴走を避けながら最終局面を進めるためのものです。
私は、現在進行中の戦争とアメリカ軍人の悲しい犠牲の中で、これ以上の推測を深めるのは控えたいと思います。したがって、これらを “それぞれが心の中で静かに考えてみるべき問い”として残しておきます。
トランプ大統領は、ミッドナイトハンマー作戦によってイランの核物質を地下深くに封じ込め、イスラエルが米国をイランとの戦争に引きずり込む口実を最初に取り除きました。それにもかかわらず、イスラエルはトランプ大統領がイランと継続的に行っていた交渉の最中にまたイランを攻撃し、交渉を再び台無しにしました。
国務長官とトランプ大統領自身から、誰が誰にやらせたのかについて矛盾する報告が聞こえてきているので、あの交渉期間中のイラン周辺への米軍配置は、核拡散防止のための安全装置であると同時にイスラエルの攻撃性を抑え込む手段でもあった可能性があります。
トランプ大統領はイランの石油を確保したいと公言していましたが、イスラエルは製油所を爆撃し、有毒な瓦礫を民間地域に撒き散らし、その計画を直接妨害しました。これに対し、米国がカルグ島に対して行った攻撃では、トランプ大統領は石油施設を一切損傷させないよう徹底的に指示しました。両者の道徳的指針の違いは、これ以上ないほど鮮明です。
実際、悲劇的に爆撃された女子校は、イラン革命防衛隊の基地の真向かいに位置していました。近くの基地に米国トマホークミサイルが命中した映像では、すでに学校が攻撃を受けていたことが確認されています。したがって、米国による攻撃であったという決定的な証拠は無いのです。
このような行動は、イスラエルがガザで長年繰り返してきたのと同じですが、今回も彼らの仕業だったのでしょうか?国防総省は「事件は現在も調査中だ」としています。
私たちは、紛争の両陣営に敵を抱えている状況に置かれています。核保有国は封じ込め、誘導し、不満のない状態に保たなければなりません。一方、核の狂人である代理勢力はまず排除しなければなりません。
私たち誰もが、何が起きているのかを完全に把握できておらず、それができるようになるわけでもないというのが実際のところです。私たちは皆、戦争の霧の中から、なんとか真実を見極めようとしています。
Qは「全体像を把握しているのは10人もいないと明言し、そのうち非軍人の者はわずか3人だけだ」と述べました。
これは、政権内の大多数すら全体像を知らず、必要に応じて知らされる “必要知原則”で動いていることを意味します。これが、時折見られる疑問の残る人物とのつながりを説明するのかもしれません。これは非常に古くからある軍事戦術 “多層防御”であり、現代の非伝統的・非対称戦争にも当てはまります。これこそが、ブラックピラー(=絶望的世界観を持つ人)が理解できない点です。
対諜報作戦は、 “いかにも戦ってる”ように見えることはほとんどなく、敵を仲間として迎え入れているように見える時すらあります。浸潤はあらかじめマッピングされ、ネットワークは転換し、浸潤者が離反者になります。
また、味方陣地そのものを武器化して、敵を堂々と中に入れて偽の情報を提供し、簡単に賄賂を受け取りそうな敵にエサを与え、離反者/情報提供者は、長年かけて敵と親密になります。そして、敵が「こっちが勝った」と安心した瞬間にネットワーク全体を丸ごと掌握する――これが “多層防御”です。
攻撃型対諜報作戦には、表向きは同盟関係を装いつつ、敵国からの工作員の浸潤を意図的に許し、活動を監視し、偽情報を流し、ネットワークを特定してマッピングし、欺瞞や制御された搾取といった非正規戦術で作戦を妨害することも含まれます。
これは、軍内部/情報機関/行政機関などに、敵対工作員を意図的に配置・放置することにまで及びます。その目的は、スパイを寝返らせ、敵への忠誠を装いつつこちらのために働かせること、もしくはハニーポットや囮を使って、敵の工作員をこちらに寝返らせることです。
孫子が唱える “虚実を織り交ぜて敵を混乱させる偽情報工作員の技法”は、現代の対諜報教義へと進化しています。これらの戦術は、正面衝突が望ましくない “非対称・ハイブリッド紛争”で特に有効であり、表向きの同盟関係、外交共同事業、共通の利益といったものが、敵対関係を覆い隠すカバーとして機能します。
何十年にもわたってすでに浸潤されてしまった社会において、この戦術はどのように適用できるでしょうか?
両手10本の指があれば (Qの)全体像を知る人を 数えられる
その中(10人未満)の3人が非軍人
特定の任務について個別に指示を受けた潜在的工作員を除けば、彼らの他の誰も、真の情報を把握していません。これは非正規戦であり、目に見えるものが必ずしも真実ではないのです。
(END)








